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レア体験!世界文化遺産の軍艦島を眺めながらフィッシング
2022.09.20

レア体験!世界文化遺産の軍艦島を眺めながらフィッシング

早起きをして、市街地から車で約40分。長崎の最南端・野母崎へ。世界文化遺産の軍艦島を眺めながら船釣りをするという、とってもレアな体験。港に着いたら、釣りたてピチピチのお魚とお母さん方の手作りおにぎりで、おいしい漁師めしをいただきました。

今回の旅人

Traveler

ひとこと

自然体でたのしむ、わたしと長崎。

Guest

宮﨑香蓮

俳優。長崎県出身。映画、ドラマ、舞台等で活躍中。旅先に必ず持っていくものはカメラ。

早起きをして、市街地から車で約40分。長崎の最南端・野母崎(のもざき)へ。
世界文化遺産の軍艦島を眺めながら船釣りをするという、とってもレアな体験。港に着いたら、釣りたてピチピチのお魚とお母さん方の手作りおにぎりで、おいしい漁師めしをいただきました。

こんなにじっくり軍艦島が見れるとは思わなかった!
宮﨑 香蓮

波にゆられ、軍艦島をゆっくりと眺める

市街地から車で約40分。軍艦島を臨む野々串港に着くと、第七ゑびす丸の馬場船長が笑顔で出迎えてくれた。
実は馬場船長とは8年ぶりの再会。「船長、相変わらず笑顔がすてきですねー」。前回は同じ船で軍艦島まで連れて行ってもらったけど、今回は船釣り。
昔から釣り人に人気のこのエリアで初心者でも楽しめる釣りをと、今日は釣り竿を使わない「手釣り」の仕掛けを準備してくれた。

船はまっすぐ軍艦島を目指し、船長おすすめのポイントで船が止まった。重りのついた針にエサのイカをかけてドボンと沈め、海底近くで針を上下させながら魚を誘う。

かかった!糸を伝ってくる躍動

糸をもつ右手は釣りに集中させつつも、目では世界文化遺産の軍艦島をじっくり眺める、いい時間。
かつてそこにあった暮らしを想像していたら、急に現実に引き戻された。

来た!糸が確かにピクピクっと引っ張られる。ドキドキしながらも船長に言われたとおり、淡々と糸を引き上げる。
青い海から現れたのは、真っ赤な魚。やったー、釣れた!

ベラという魚で、塩焼きにするとおいしいんだって。いつしか日差しの暑さも忘れて、3時間ほど釣りに夢中になってた。

「自分で釣って食べる」は、こんなにうれしい

港に戻ると、船長が釣りたての魚をすぐにさばき始める。
見よう見まねでウロコを取ったり、切り目を入れたり。たっぷり塩を振って、炭火の七輪に並べる。

お母さん方が、アラカブという魚で絶品の味噌汁も準備してくれた。たくさんのおにぎりと自家製漬物もうれしい。
ベラが香ばしく焼けたところで、さあいただきます!

さっきまで海を泳いでた魚は、文句なしにおいしい。朝から体を動かして汗かいて、みんなで食べるから、余計においしいんだろうな。
まるで子どもの頃の夏休みみたいな、一生の思い出に残る体験だった。

▼たくさん遊んだ後は、カフェでごゆるりと。

※特別な許可を得て撮影しています。充分な感染対策をして、撮影時のみマスクを外しています。