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レポート:TABIMAE LABO@NAGASAKI〜都内生活者の本音から探る、観光コンテンツ開発トークイベント~
2025.03.31

レポート:TABIMAE LABO@NAGASAKI〜都内生活者の本音から探る、観光コンテンツ開発トークイベント~

play mag 編集部です。東京からお届けした「TABIMAE LABO(タビマエラボ)@TOKYO」。そこで分かったことのひとつは、ターゲット層が求めているのは「観光施設へ行く」ことではなく「自身の理想を旅 […]

出演者 & ライター

Featuring & Writer

ひとこと

イベントレポートなどお届けします!

Editor

play mag 編集部

play mag編集部です。
イベントレポートなど、長崎市での体験・観光に関する
さまざまな情報をお届けします。

play mag 編集部です。
東京からお届けした「TABIMAE LABO(タビマエラボ)@TOKYO」。そこで分かったことのひとつは、ターゲット層が求めているのは
「観光施設へ行く」ことではなく「自身の理想を旅の中で叶える」ということ。
明らかになった、生活者のニーズや、参加者の感想をもとに、今度は長崎市でTABIMAE LABOが開催されました。
集まったのは長崎市内の観光関連事業者30名です。

観光事業者の
TABIMAE LABOへの期待

申し込み時のアンケートからは、もっと長崎の観光をよくしたい、楽しんで帰ってもらいたい、自社の経営を充実させたいとの思いが感じられました。

  • 公式ホームページのリニューアルを控えているのでそのヒントを持ち帰りたい
  • 都内含め関東圏内の長崎旅行を検討されている方の長崎のどのコンテンツにニーズがある知り、自社が提供するコンテンツにどう結びつけどう魅せるかな学びたい
  • 長崎旅行に何を求め、どのようなルートで観光するのか知りたい。
  • 異国情緒ある長崎と古き良きアンティーク着物のコラボレーションの可能性を探りたい
  • 長崎の聖地になり、観光客増加に繋がる事を期待したい。
  • 県内で活躍する観光事業者との繋がり、お客様に喜んでいただける新しいアイディアなど
  • 観光資材を作った後の集客方法について
  • 長崎のお土産と言えば?何が欲しいか?必要性など。
  • 大衆的な消費から個人を主体とした消費に転じる中で、観光事業者や商業者はいかにして利益を上げることができるのか。新たな観光コンテンツの経済性について知りたい。
  • これからの観光コンテンツについて学べる時間にしたい

生活者のインサイトを知る
クロストークショー

TABIMAE LABO@長崎は、生活者のリアルな声を知るためのトークショーから始まりました。
TABIMAE LABO主催する株式会社ガルテン代表・ライフスタイルプロデューサーの村上萌さん、編集者のはしもとゆうきさん、地方活性・地方創生型インフルエンサーの美咲さんの「3人の長崎人が紐解く、これからの“選ばれ続ける”長崎観光コンテンツ」クロストークです。

TABIMAE LABO@東京で得られた、生活者の視点や意外な本音を観光事業者のみなさまに共有し、長崎の観光を考える機会です。旅行者が旅先を選ぶ際の決め手を知り、観光コンテンツを考える際の視点を増やし、“選ばれ続ける”観光コンテンツ開発についてともに考えたいと思います。
NEXT WEEKEND
村上萌さん
メモを取る参加者
和やかな空気でトークショーは進みます。都内で開催した生活者向けのTABIMAE LABOについても紹介し、集まった声、成果を共有しました。
自分がとにかく好きなもの、偏愛しているものを発信してみては?全員に刺さらなくても、誰かには必ず刺さってくれると思います。コンビニプリントを利用して、ZINEを作るのもおすすめです。
はしもとさん
長崎には魅力がたくさんあって、それを日々発信しています。ただ、わたし自身もそうですが、長く暮らしていると、地元の良さが見えにくくなってきます。
美咲さん
都内で開催したTABIMAE LABOでは、精霊流しに参加者が驚いていました。長崎には独自の死生観があるのだとあらためて思いました。こうしたことに気づけなくなってしまうんですよね。幸せの反対は「慣れ」かもしれません。
村上さん

トークでは、長崎観光未経験者にとっての“理想の旅”や、参加者が見出した長崎の魅力、ゲストが考える今後の長崎観光の可能性が話題となりました。

自社の課題と向き合う

トークショーのあとは、事業者向けの「ジャーナリングシート」を配布。
自社のコンテンツを分析し、今後の改善・発展ポイントを明確にし、今後の取り組みを具体的に考える時間となりました。

自社の課題

どんな人に、どう長崎市で過ごしてほしいのか。事業者側の体制・意思疎通の作り方や、課題を見つけ、言語化することが叶いました。

土地の魅力は広がっている、観光コンテンツは多岐にわたる中、発信する内容と方法に課題を感じる方が多数。何を、どこに、どう届けるのか、事業者に「編集力」が求められていると感じました。

特に印象に残ったこと
大きな発見は?

  • 幸せの反対は慣れという言葉。長崎の人はこの街の色んなモノや方があたりまえすぎて魅力に気付けていないから、その魅力をうまく発信できていないのが、長崎観光の発信の問題と考えていました。
  • 通常聞くことのできない、感度の高い女性の方々のリアルな声が聞けて、勉強になりました。
  • 旅することが私自身も好きなのですが、改めてビジネスとしてどう展開することができるのか考えることができました。
  • ジャーナリングシートが良いと思った!
  • 県外からの観光客と触れて慣れを壊すことが大事だと感じました。
  • 死生観というワードは長崎の人は感覚的に得てるものだけど確かに言語化できてなかったかもと思いました。
  • 長崎に遊びに行きたいというより、癒されに行きたいと思っている方が多く驚きました。
  • TABIMAE LABO の集計結果で「2.長崎のイメージ」と「3.モデルツアープラン」の内容が全く重なっていないことが衝撃でした。イメージで上げられた場所(いわゆる観光地)も当然ながら切っても切り離せない長崎そのものですので、ばっさり切り捨てずに訪れてほしいと思いますが、旅に求めているものはもっとローカルな日常なのだとわかりました。海辺でのんびり、コーヒー片手に暮らすように過ごしたい気持ちはよくわかるので、良いプランを提案できるようにしていきたいです。

今後、どのような観光コンテンツや
サービスが長崎で求められると思いますか?

・アクティビティ、新しいスタイルの観光ガイド
・訪問者と地元人との繋がりをどう作るか
・ローカル店の情報を簡易的に取得するシステム
・長崎で子育てがしたくなるまちに繋がるアクティビティコンテンツ
・人を大事にしていく観光
・地域が一体となって旅プランを作成する
・自然や人にフォーカスしたもの
・もっと人の顔が見える(ぽっと出ではない人)コンテンツ
・自分を見つめ直す、五感を取り戻す、心に触れるにマッチするようなサービス
・長崎の日常の切り取り
・長崎バスで立山方面などスリルと眺めの良いバス旅などを楽しめるようなコンテンツ
・山の上の景色が良い空き家などを、最低限のリフォームして寝泊まりできる民泊
・景色のとりこになればリピートしてもらえるはず!と考えてます。

それぞれの事業者が考える長崎市の魅力を、プランニング・編集。ガイドブックに載っている内容ではなく、それぞれの「偏愛」をあえて押し出す人感のある観光コンテンツ紹介に、活路を見出す方が多くいました。

長崎観光業界に
必要だと思う施策やサポートは?

・新規参入しようと考える個人事業主など小規模事業者への施策や補助金、ルールの緩和など行政のサポート
・自分たちの地域を自分事に考えて、責任を持って行動する為の事業者全体の意識醸成
・人との繋がりや、TABIMAE LABOのような学びの場
・共創力
・旅のプランやワークシートなどの「観光資材」
・事業者さんと一緒になってする事業(情報発信など)
・インスタなど情報発信ツールの活用方法のセミナー。

事業者同士でつながり、アクションを起こしていきたいという意見が、複数あることが印象に残りました。「共創力」が必要との感想が生まれたことには、長崎の観光業界に変化が起きるのではないかと期待を持ちました。

自社の事業で
やってみたい!と思ったこと

  • 観光ガイドとしての新しいスタイル
  • セブンプリントの話や、子どもに迎合しない家族旅ってのは、面白いですね!宿泊プラン作ってみたいです!
  • 人と人との会話
  • コンテンツの網羅性
  • 交流とか、会話を観光の方もできるサービスを考えて行きたいと思いました
  • 今の旅行のうごきを把握すること
  • 弊社はタクシー会社で観光タクシーも長年続く人気のコンテンツです。
  • いわゆる定番の観光地をご案内することが多いですが、お客様からいただく感想の中に「ランチで行ったドライバーさんのお勧め店が良かった」「ドライバーさんの長崎弁に癒された」という声もあり、求められている「ローカルな日常・人とのふれあい」も体験いただけている部分があると思います。強化したいのはドライバーのなり手不足で人材の確保・育成が急務ですが、併せて情報発信の強化も必要だと感じています。
  • 雑貨系の土産品の開発をしています。長崎らしさもありつつオシャレで日常使いできる土産品を作っていければと思いました。

伝え方の
アップデートが必要!

観光事業者向けのTABIMAE LABO。全体を通してのキーワードは3つありました。


✔長崎の日常の切り取り方
✔旅行者と地元人との繋がりの作り方
✔情報発信の強化方法

土地固有の観光資源をどう見せて、どんな人にどう過ごしてほしいのか、「伝え方」のアップデートをすることが、観光事業者の共通課題だと認識を持てた時間になりました。


参加対象をかえ、2回に分けてTABIMAE LABO。
長崎を初めて訪れ・リピーターになり得る層の“理想”を知り、観光事業に取り入れていくことで、相互に嬉しいコンテンツが出来ていくはず。生活者と事業者の声から、長崎観光はアップデートされていくでしょう。
play mag 編集部も、自分の本当はしたいことに向き合って、「今、長崎で叶えたい旅」「今、叶えたいことが叶う長崎」を発信して行きたいと思います!