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ガラス伝来の地・長崎で吹きガラスに初挑戦しました。 長い棒の先には、高温で飴細工のようにとろけたガラス。一気にフーッと息を吹き込んで膨らませていきます。
ちょっと緊張したけれど、プロの先生に教えてもらいながら、私だけのすてきなグラスが出来上がりました。
ガラス伝来の地・長崎で吹きガラスに初挑戦しました。 長い棒の先には、高温で飴細工のようにとろけたガラス。一気にフーッと息を吹き込んで膨らませていきます。
ちょっと緊張したけれど、プロの先生に教えてもらいながら、私だけのすてきなグラスが出来上がりました。

きらきら光る ガラスに囲まれて
その土地らしいことを体験したり、記念になるものを作るのも旅の楽しみの一つ。長崎で自分だけのオリジナルグラスが作れると聞いて、大浦天主堂のそばにあるガラス工房 瑠璃庵(るりあん)を訪ねた。
店内には手作りのガラスアイテムがずらり。窓から差した陽をうけてきらきらと光っている。工房のビードロ職人 竹田礼人さんが笑顔で出迎えてくれた。

ビードロとはポルトガル語でガラスの意味。室町時代、ポルトガルとの貿易で栄えた長崎にもたらされ、そこから日本中にガラスづくりが広まったんだそう。
瑠璃庵では、砂を溶かしてガラスを作るという昔ながらの製法を大切に守りながら、その魅力を発信している。竹田さんが話していたとおり、ここは長崎の歴史を未来へとつないでいる場所なんだな。
当時、冷酒用の急須として作られたものを復元した「長崎チロリ」は、繊細な作りと長い注ぎ口、深い青色が印象的だった。

ちょっと緊張、吹きガラスに挑戦
どんなグラスにするか、見本を見ながら色や形のイメージをふくらませる。うーん、悩むけど海のようなブルーにしてみよう。

エプロンとアームカバーを借りたら、まずは長い棒を持って一定の速度で回しながら、息を吹き込む練習。溶けたガラスは重力で変形するから常に回しておくんだって。冷めたら固まるので時間との勝負。一気に緊張してきた。窯の暑さのせいか、じんわり汗ばんでくる。
棒の先に溶岩と同じ1,100度にとろけたガラスがセットされたら、いよいよ本番。くるくると棒を回しながら、必死で息を吹き込む。窯で温めては吹き、温めては吹く。トランペットを吹いた学生時代が一瞬頭をよぎる。

次はぬれた新聞紙で高温のガラスを受け止める工程。やけどしないように注意しながら転がして形を整え、飲み口となる部分を慎重に広げる。


サポートしてもらいながらテンポよく作業は進み、想像通りの色と形のグラスが完成した。
ガラスを回し始めてからここまで、なんとたったの15分だったなんて。本当にガラス作りって時間との勝負なんだな。久しぶりに無になって集中してたかも。

翌日、完成したグラスを受け取りに
完成を待つ一晩もワクワクだった。翌日、大浦天主堂の見学を終えた足で、再び瑠璃庵へ。出来上がってますよ、と竹田さんが持ってきてくれた。
わぁ、きれい!深い青色とエメラルドグリーン、まさに樺島で見た海の色になってる。飲み口が少しゆがんでいるのも、いい味になったし。
グラスに冷たい水を注ぐたび、長崎の青い海とこの旅の思い出が、普段の毎日に少し力をくれそうだ。

次は友人たちを連れてこよう。きっとおそろいの色を選んでも、違うグラスが出来上がるんだろうな。
さっそく次の長崎旅行を計画しなくちゃ。

※特別な許可を得て撮影しています。充分な感染対策をして、撮影時のみマスクを外しています。
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