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長崎くんち・精霊流しと並ぶ長崎三大行事「ハタ揚げ」を知ってますか? ハタとは和紙と竹でできた空に揚げる凧(タコ)のことで、糸を空中で切り合う「喧嘩凧」が400年以上にわたって長崎人たちを熱狂させ続けているそうなんです。熱狂の理由は? どうしてタコじゃなくてハタ? トリコロールカラーなのはなぜ? 長崎ハタ作り体験を通して、地元出身の私も知らなかったハタの謎と魅力に出会います。
今回の旅人
Traveller
Guest
ヨシフクホノカ
Z世代に絶大な支持を受ける「エモい」系カルチャーを代表するアーティスト。ノスタルジアを喚起させるレトロポップなタッチの作品が話題となり、大手アパレルブランドとのコラボレーションを次々と実現。
長崎県出身。
長崎くんち・精霊流しと並ぶ長崎三大行事「ハタ揚げ」を知ってますか? ハタとは和紙と竹でできた空に揚げる凧(タコ)のことで、糸を空中で切り合う「喧嘩凧」が400年以上にわたって長崎人たちを熱狂させ続けているそうなんです。熱狂の理由は? どうしてタコじゃなくてハタ? トリコロールカラーなのはなぜ? 長崎ハタ作り体験を通して、地元出身の私も知らなかったハタの謎と魅力に出会います。
長崎ハタ、そのデザインと名前の由来は?
こんにちは。イラストレーターのヨシフクホノカです。私は長崎生まれですが、長崎市は暮らしている場所から離れていたので、私にとってもお出掛け先であり、観光のまちです。
地元を離れて暮らす今、県外の友だちに長崎市内を紹介するつもりで本気で旅を楽しみました。
今回訪れるのは、長崎市の中心エリアにある長崎ハタ資料館「小川ハタ店」。ハタ揚げの名所であり、坂本龍馬像があることでも知られる「風頭(かざがしら)公園」の隣にあります。
長崎駅から車で斜面の街を上ること約15分。予約してからずっとハタ作りとハタ揚げができるのを楽しみにしていたのに、今日に限って土砂降りの空…。一向に止む気配がありませんが、晴れるのを祈りつつお店にお邪魔します。
扉を開けると目に飛び込んできたのは、ところ狭しと飾られたありとあらゆる凧の色。「すごいカラフル!」。まるで万華鏡をのぞいたように鮮やかな世界で、雨の憂鬱も忘れて思わず気分が上がります。
明治40年創業の老舗ハタ店3代目、笑顔が素敵な小川暁博さんに、まずは店内を案内してもらいます。よろしくお願いします!
ホノカ
ホノカ
400年以上続く、ハタ揚げの熱狂!
ホノカ
ホノカ
ホノカ
ホノカ
自分の手で長崎ハタを作る
いよいよ楽しみにしていた長崎ハタ作り体験スタートです。
私は今回、かわいい鳥が印象的な「波に千鳥」を選びました。伝統紋様の中でも人気の紋様で、荒波を乗り越えて活躍するという意味がある縁起物なんだとか。
他の模様にもそれぞれいろんな意味があって、長崎では開業祝いや結婚祝いなど、おめでたいシーンで飾り用のハタを縁起物として贈る習慣があるんだって!
ホノカ
竹でできた十字の骨組みに、ピンと糸を張って作られた菱形の原型。まずはその縦の骨の片面に指で糊を塗っていきます。指で糊を触るなんていつぶりだろう。久々の工作に胸が躍ります!
糊をつけたら裏返し、慎重に紙に貼り付けます。あとは四方の糊しろに糊を付け、糸を和紙で包みこむように順に貼っていきます。
最後に左右の端っこに「ひゅう(飛尾)」と呼ばれる飾りをくっつけたら完成です!
「やったー、できたー!」。完成の達成感と、しばし無心で作業した時間は、ちょっとしたごほうびのようなひとときでした。実際に空に飛ばせるように、小川さんが糸を結んでくれます。
春になったらハタ揚げしよう
ホノカ
ホノカ
ホノカ
東京でも春には河川敷でハタ揚げ大会をしてますから、長崎か東京か都合のいい方にぜひ来てくださいね!
東京でも長崎のハタ揚げが行われているとは知りませんでした。春のお出かけの楽しみが増えてうれしい! 今日はあいにくの天気でハタ揚げ体験は叶いませんでしたが、職人の小川さんに習いながら楽しくハタが作れたし、長崎ハタの熱狂の謎が解けてとっても楽しい1日でした!
完成したハタは空に揚げる日まで、自分の部屋に飾って楽しむことにしました。シンプルなデザインがインテリアに馴染んでるし、和紙だから光が透けてとってもいい感じです!
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